1級小型船舶操縦士を受験される方だけが勉強する上級科目の各問正答率についてお話しします。
まずは3問出題される海図使用問題の正答率について
問51「航海計画」84%
問52「船位の測定」65%
問53「実航針路・速力」59% となっています。
問53は確かに理解しずらいところ、ミスをおかしやすいところがあり正答率が低いのはわかりますが、
問52はそう理解するのが難しくなく、作図する線も2本程度引くのみですし、問51は基本の積み重ねです。
問53は解けそうなら解く。苦手な方は問51・問52を確実に正解することをまず目指してみてはいかがでしょうか。
問52の正答率65%は、もったいなく感じます。とっかかりは難しく感じても、理解してしまえは「あっ!そういうことね!」とやさしく感じることができると思います。
次の要件の全てを満たすボートは免許が不要です。 また、船舶検査を受けなくても操船する ことができます。
1.長さが3メートル未満であるもの(登録長)
注:「登録長」は、概ね「船の全長×0.9」となります。(なお、船型によって「登録長 」の定義が異なりますので、 詳細は運輸局等にご確認ください。)
2.推進機関の出力が1.5kw(約2馬力)未満であるもの
3.直ちにプロペラの回転を停止することができる機構を有する船舶、またはその他のプロペラによる人の身体の傷害を防止する機構を有する船舶
例)非常停止スイッチ、キルスイッチ、遠心クラッチ、中立ギア、プロペラガード等 →これにより、例えば、上記③の機構を有するエレキモーター(出力1.5kw未満に限る)のみ を使用して3m未満の船を利用する場合には、免許は不要になります。
(1.5kw未満のエレキモーターのみでも船の長さが3m以上である場合は免許が必要となります。)
※国土交通省 海事局 海技課 ホームぺージより抜粋